B&B(二次創作)

「バトラーズ」と「ブラザーズ」

2007年8月31日 (金)

■主従■ 打ち明け話~I can tell you anythingさつきモノローグ編

 お召し替えを手伝いながら、今日もお嬢様の肌のきめ細やかさに同性ながら内心で感嘆のため息をついているところへ、実際のため息が重なって聞こえた。そういえば今朝はなんとなく、表情が二段階くらい暗めの感じがするかな~とは思っていたけれど。
 …こんな目の前であからさまにため息をつかれたら、そりゃ尋ねなきゃでしょう。たとえ右京様からは、使用人ごときが主人たるお嬢様のことに首を突っ込むのはよろしくない、と釘を刺されていたとしても、だ。
 それに一応内緒だけど、私達は同盟を結んでいるのだ。だから二人だけの時はタメ口だって使う。

「どうかしたの?」

 尋ねつつも、今までの経緯からだいたい何の話題になるかは察しがついた。

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2008年1月28日 (月)

■主従■打ち明け話~I can tell you anything藤盛編1

 お召し替えの最中にお嬢様がため息をつけば、あたしの取る行動はひとつだけ。

「どうかしたの?」

同盟を結んでいるにもかかわらず、お嬢様はまだ遠慮が過ぎる。だから最初の問いかけはあたしの大事な役割なのだ。

「…うん、あのね。」

 右京様が聞いたら頭から湯気を出して怒りそうだけど、お嬢様は昼間の厳しいレッスンの息抜きにと、夜の屋敷を探検しているうちに、すっかり厨房の常連さんになってしまっていた。あたしも何度か、仕込みの最中や晩餐の後片付けの後ご馳走になったことがあるけど、ここの専属シェフって天才だと思う。そのくせ気取ったところがなくて、面倒見がいいし、何よりあのくだけた関西弁がお嬢様の緊張しまくっていた気持ちをやわらげたんじゃないかな。なんか杉浦も懐いてるし、「お兄さん」体質なんだ、きっと。

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